私たちは何百もの学生のエッセイを分析した。その結果、3つの文章スタイルを特定できた:フォーマル、分析、そしてストーリーだ。
フォーマルな文章は固く、ユーモアに欠けるものが多い。ちょっと傲慢に聞こえる事もある。冠詞と前置詞は多いが、「私」などの自分を指す言葉はとても少ない。「〜だろう」といったフレーズや副詞なども少ない
フォーマルな文章は書き手の性格と関連している。フォーマルな文章を書く人は、ステータスや権力に関心がある場合が多い。同時に、彼らは自分自身を省みることが少ない。あまり酒やタバコを嗜まず、精神的に健康である。だが正直者ではない。年をとるにつれ、人の文章は次第にフォーマルになる。
分析的な文章は「違い」を見ることを第一に考える。このスタイルの文章を書く人は成績が良く、正直者だ。新しい体験にも前向きだ。読書に多くの時間を費やし、自分自身に対し複雑な意見を持っている。
ストーリーを紡ぐ書き手は天性的な語り部だ。彼らを示す言葉は「人」、「過去形」、そして「と」や「共に」などの包含的なものだ。彼らは社交スキルが高く、友人が多く、自分のことを外交的だと思っている。
読者というのはフォーマルな文章の書き手には高いステータスを感じるのかもしれない。もしそうならば、分析力やストーリー性を向上させようとする人が少ないのも納得できる。
3つの文章スタイル/not Haruki(Source: hkmurakami.com)